2009年12月06日

ヤドリギ

会津柳津の道の駅の木に寄生していたヤドリギです。

落葉樹の木に寄生しその幹から水分や無機質等どを吸い取って生長します。

葉は常緑なので冬になると特に目立ちますねー。

ヨーロッパではヤドリギはクリスマスのリースなどに利用されています。

落葉樹が葉を落としている冬にヤドリギだけが地面に根も付けないで青々とした葉をつけていることに不思議な生命力を感じ神聖視されているんでしょうね。

果実は晩秋に熟し直径約6〜8mmの球形で半透明の黄白色です。この画像にもヤドリギのたくさんの実があるんですがわかりませんねー(笑)

鳥が好んで食べますが種子を取り巻く粘液質は消化管を通っても粘着性が失われないので種子を含んだ粘着性のある糞となり木の幹や枝に貼り付くことによって分布を広げるようです。

ヤドリギがある場所より先の枝は細く弱くなり枯れたり折れたりすることがあるので日本では嫌われています。

高畠町の街路樹のナナカマドにもヤドリギがありましたが冬の間に除雪機械で押されたのかなくなっていました。




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Posted by ガルダ at 18:41│Comments(0)植物系
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