おっかな橋
高畠町にありますーおっかな橋
怖いと言う意味の「おっかない」と言う説と追い掛けると言う意味の「おっかける」と言う説がありますー
どちらにしろ普通ではないですよねー意味が(^・_・^)
おっかな橋にはこんな話があります〜
↓
弥三郎婆
昔、弥三郎と云う武士が妻子と母を残して武者修業に出かけたがその後妻子は悪病に倒れ母も苦しみもだえた末鬼女になった
鬼女は近くの橋のたもとで狠を使い旅人をおそい金品を奪っていた
人はその橋を「おっかな橋」と呼び恐れた
武者修業を終えて弥三郎は郷里へと急ぐ途中に橋のたもとで突然斬りかかる者がいた
じっと見据えると白髪の老婆が何頭もの狠を使い襲っているのだった
弥三郎は狠を追い払い老婆の右腕を斬り落したがすでに老婆の姿はなかった
弥三郎はその腕を拾い持ちなつかしの我家に戻ると家は荒れ果てかすかに奥の間から唸り声がするので近づいて見ると母は涙ながら妻子の死を伝え苦労してお家再興の資金を貯えた事を話した
弥三郎も修業中の苦労と橋のたもとの出来事を話しその右腕を見せると母はたちまち鬼女となりその腕を取り上げ天高く飛び去った
鬼女は弥彦山(新潟県)へ行ったと云う
弥三郎は母を哀れみ屋敷内にお堂を作り「妙多羅天」としてまつった(現在、風邪の神として信心厚い)
弥彦山へ去った弥三郎婆は今迄の事を恥じ貧しくて結婚できない男の嫁捜し等をして人達から縁結びの神としてあがめられたと云う
そんな話がありますー
小さい頃は道も狭く橋も古く小さかったんですがねー
その頃だと由来の看板や橋のたもとに鬼女がいたと言われるでかい木がありそこがウロになっていたんですがー
しかし高畠町もいろんな伝説がありますわ